梅宗寺の境内では干支の守り本尊である八尊仏がお詣りできます。
八尊仏の起源は定かではありませんが、江戸時代頃には日本各地で信仰されていたと伝えられています。
一説には陰陽道が関係しているとされています。陰陽道(易学)の八卦では
坎:(方位)北 (十二支)子 (自然)水
艮:(方位)東北(十二支)丑寅(自然)山
震:(方位)東 (十二支)卯 (自然)雷
巽:(方位)東南(十二支)辰巳(自然)風
離:(方位)南 (十二支)午 (自然)火
坤:(方位)西南(十二支)未申(自然)地
兌:(方位)西 (十二支)酉 (自然)沢
乾:(方位)西北(十二支)戌亥(自然)天
のように、八つの方角に十二支や自然が配分されており、それぞれに縁のある守護の本尊(如来、菩薩、明王)が選ばれ、配置されたと考えられます。
千の手と千の目で、どんな人々でも漏らさず救済しようとする、広大無限の慈悲の心を持つ。
ご利益:開運・諸願成就
虚空蔵とは「宇宙のような無限の知恵と慈悲が収まっている蔵」を意味し、人々の願いを叶えるために、知恵や記憶力・知識を与えてくれる。
ご利益:記憶力増進・商売繁盛
文殊の智慧とは「仏教の悟りの知恵」を表し、物のあり方を正しく見極める力・判断力を意味する智慧を司る。
ご利益:記憶力増進・商売繁盛
普賢とは「全てにわたって賢い者」という意味で、慈悲と行により人々を救う、行動力に優れた菩薩である。
ご利益:息災延命・除災福徳
偉大な智慧の光を持ち、この智慧の光によって現世を照らし、煩悩を捨て去り、人々を迷いや苦しみから救う。
ご利益:智慧明瞭・家内安全
大日とは「大いなる日輪」という意味で、太陽を上廻る光ですべてを照らす最高の仏としてこの名が付けられる。
ご利益:現世安穏・諸願成就
不動とは「動かない守護者」を意味し、仏法の障害になるものに対しては怒りをもって、屈服させ、仏法を護り人々を守る。
ご利益:除災招福・悪因消滅・必勝祈願
あみだは「無量」の意味を表し、命あるすべてを救うべく誓いを立て、悩める人を極楽浄土に導く。
ご利益:延命長寿・極楽往生
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